(76) 信じやすい人達と二分法


水からの伝言や陰謀説を安易に信じる人々が多く見受けられますが、その特徴はやはり二分法のようです。
物事を善悪や有用無用、黒白といった単純化した思考で割り切ってしまう傾向があるようです。

WTCビルの信じられない崩壊を目の当たりにすると、爆破解体ビデオを何処からか探し出してきて制御解体と叫ぶ。
ペンタゴンの一枚の写真を見て、穴が小さいとミサイル説や小型機説や爆破説を述べる。

たったひとつの事が全てを説明できるかの如く、信じ込んでしまいます。

最近ネットで次の様な投稿を見ました。 例の彼女ですが(^^;


傷の治療と洗濯洗剤について

平和運動とは関係ないのですが、(^^;)
9/11の嘘に目覚めて以来様々な嘘にも目覚めましたが今日は傷の手当てと洗濯洗剤について、おもしろいページをみつけたので、お知らせします。
<中略>
どちらも従来から信じられている方法が間違っているまたはさしたる効果がないという話です。

新しい創傷治療 -顔面挫傷例-
http://www.wound-treatment.jp/wound002.htm
↑こちらは、通常行われる「消毒はするな」という治療法。
アルギン酸塩というものが入手可能なら、自分で「被覆材」がなくても、ガーゼなどに染ませてテープで止めれば出来そうです。

<中略>

洗濯洗剤は必要ないって、ホント?!
http://portal.nifty.com/2007/03/07/c/2.htm
ウチも結構少なめでやっていましたが、重曹だけでやろうかと思っていた処なので、非常に参考になりました。
どこかできちんと書きたいと思っている予防注射・接種の嘘と共に、業界の安定した収入源である品々に嘘がある(神話というか)好例ではないかと思います。
いいもの、正しいものと信じ込まれている物質が、実は人体にとってよくなかったり、環境を破壊している。
そうしたものの見直しが必要とされている。
そしてそれらの根幹にあるのは経済至上主義
真相が知られぬまま、人間が人間らしく生きられない世界を作ってしまった。
これをなんとか変えていかないといけないと思います。



確かに、その姿勢は立派ですが、少し物事を単純化しすぎている様です。

創傷治療については、そのリンク先にも「創傷被覆材は従来,褥瘡の治療用に発売されてきた経緯がある。しかし,使ってみると褥瘡よりも新鮮外傷,とりわけ挫傷,擦過傷(すりむき傷)に著効を示す。」と書いてあります。
従って、リンク先のJPG画像は比較的軽傷の部類に入るのですが、その事を理解されているのでしょうか。

極端に言うと、唾を付けたら治るよってレベルの話です。

これをもって、医学が細菌の発見から消毒薬の発明に至った歴史が否定されてはたまった物ではありません。
消毒薬によってどれ程の人間の命が救われたかも考えるべきでしょう。 
先の大戦でいかほどの日本人が医薬品の不足で亡くなったか考えても良さそうですが。
それとも医薬品を豊富に持っていた連合国軍の方が遥かに、感染症での死亡率が高かったのでしょうか。

洗剤についてのリンク先の実験も単に、綿のふきんに6種類の汚れを付着させ12時間後に洗濯した実験であって、その有意性を否定するものではありませんが、単なるアマチュアの実験に過ぎないものを過大評価する事には賛成できません。
水でも十分に汚れが落ちるとしても、一年間続けて大丈夫でしょうか。 他の繊維でも同様でしょうか。
なぜ、洗剤が発明され今日まで使用されているのかも考えてみる必要があります。
現在では大概の事はネットで検索できますから、もっと広く調査してから投稿すべきでしょうね。

と言っても、彼女の判断基準はJPG画像ですから、まあ良いでしょう。


信じ易い人達を信じ込ませるもっとよい方法は、権威のありそうな報告事例の一部を抜き出す、これは良い方法ですね。


NY/WTCビルの被害拡大過程 被災者対応等に関する日米共同研究成果報告書

と言うのがあります。 錚々たるメンバーですがその報告書を少し引用すれば、あらビックリ。

2.2. 火災による被害
2.2.1. WTC1 及びWTC2
<中略>
航空機が衝突した時には、図 2のような大きなファイアボールが観察された。これは航空機の積載していた燃料が爆発したものと考えられる。航空機は衝突時に約10,000 ガロンの燃料を積んでいたとされている。ファイアボールのサイズから1,000~3,000 ガロンが消費された推定できるので、残りの燃料の半分が衝突した階以外に流出したとすれば、約4,000 ガロンの燃料が衝突階で発生した火災で消費されたことになる。この燃料が燃え尽きる時間は、酸素が十分に供給されたと仮定すると5分程度と計算される。

5分程度の燃焼で鉄が溶けるものかってね。

でも、その続きは

実際には、燃料が吸収されたり、酸素の供給が不十分なこともあるので時間の長短はあるだろうが、いずれにしろ燃料自体は最初の数分で燃え尽き、その後は、航空機自体を含めて衝突した階に存在する可燃物がほとんど燃焼を始めたものと考えられる。煙のプリュームから推定される室内の火災温度は、約900℃から1100℃と推定されている。衝突による内部の損傷状況を確認することは不可能であるが、記録された映像から以下の状況を推測することができる。
WTC1 の97 階あたりを中心として約10 度の傾斜で航空機が激突し、機体の前方は建物のコア部分にぶつかり停止した。激突の直後の爆発により、北側オフィススペースは、95 階から99 階までのトラスばりを含んだ床が破壊され、構造部材の耐火被覆の脱落など生じた可能性が高い。突入直後に航空機燃料の爆発的燃焼を契機として,広範囲に火災が発生した。崩壊は、階全体が真下に落下するような状況であったことから、激突を受けた部分だけでなく、複数の階において階全体に火災の影響が及んでいたものと推測される。


後まで読むと随分違うものですね。



※過剰医療や洗剤汚染は確かに存在するので疑う姿勢は立派ですが、疑うならばせめて全てを疑う位の態度も必要ではないの?
 その上で正当な批判を行うことが重要です。トンデモに走らない為にも。



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