（32） 反戦平和運動と、９１１陰謀論


9/11を理由として殺されたアフガン人（何万、何十万いたか存じませんが＝現在も進行中ですし）、同じく、9/11を含む嘘だらけの口実で65万5000人以上殺されたイラク市民（これも毎日増加中）、公の発表より数倍いるであろう米側の犠牲者（米兵の他に傭兵だの色々入っていますし、DUなどの影響で今後どれだけ死ぬか）および、9/11によって“テロリスト”呼ばわりされて投獄、拷問を受けた無数の人々（アメリカ、オーストラリアなど。今もオーストラリア人は一人グアンタナモに不当に5年以上拘留されている）の犠牲も私は「9/11の犠牲」と思っているのですが、そうした“テロ”の犠牲を生み出した米政権の主張を信用なさるということですので。

個人の自由ですからね、仕方ありません。


反戦平和運動家と９１１陰謀論の関わりは上記のような理屈のようです。　　さらに、反論を試みる人々に対しては、

だってそれがスパイの役目じゃないですか！
こちら側の人間に「私たちの仲間だ」と思わせてこそ“初めて”スパイとしての仕事が出来るんですよ。

ずいぶん激しい言葉を投げつけられています。　　彼らの意識は、

この9/11が実行されてから、“見える”人間にはすべてがものすごくはっきりと見え始めたのです。
9/11をはじめとするドキュメンタリーの上映会を地元でやったり（市民に正しい情報を与えて目覚めてもらう）・・・

真実に目覚め、真実が見える人間と自らを規定されているようです。　　従って、異論を述べる人々は、

彼の場合は言っていることも相当悲惨ですが、その行動からも、彼が政権サイドに雇われているかバイト代位貰ってやっているのは歴然としています。
私が「****氏の手下か****氏が二役（か三役）やっているのだろう」と指摘した人物の投稿に対して・・・

のように、すべての事柄が明瞭に見通せてしまうようです。　　何処かでよく聞いた話ですね。

もし、9/11が米政権の陰謀でなかったならば、アフガンもイラクもＤＵもグアンタナモも、全て免罪されてしまうのでしょうか？

それとも、永遠に「陰謀」を探し続けられるのでしょうか。

海外の「９１１トンデモサイト」のヨタ話を紹介する事が、反戦平和に資する事は何も無いと知るべきでしょう。

それらの陰謀論者は「陰謀論そのもの」を楽しんでいるだけで、さらに、いくばくかの収入を得ることに喜びを見出しているだけと悟るべきです。


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